令和5年度
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
患者数 | 136 | 132 | 73 | 99 | 178 | 341 | 443 | 997 | 1239 | 465 |
定義 この指標は令和5年度(令和5年4月1日~令和6年3月31日)の間に退院した患者数を年代別(年齢は入院日の満年齢)に集計したものです。 解説 当院の特徴としては60歳以上の占める割合が全体の77%、80歳以上が42%と高齢の患者様が多くを占めています。また、小児科の入院施設を有しているため10歳未満の患者数も多くなっています。 |
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 73 | 17.06 | 13.52 | 34.25% | 83.88 |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 | 70 | 19.59 | 20.60 | 44.29% | 85.21 |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 38 | 2.40 | 2.61 | 0.00% | 70.24 |
0400801499x002 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-A-DROP スコア2 | 25 | 14.44 | 15.44 | 12.00% | 85.20 |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 | 25 | 19.28 | 18.65 | 24.00% | 79.64 |
定義 DPCコードは、DPCのルールにおける傷病名の決定に当たって、「1入院当たり医療資源を最も投入した傷病名」を1つだけ主治医が選択することになっています。 従って、「主傷病名」と「入院の契機となった傷病名」「入院後に発症した合併症」が全て異なった場合であっても、1回の入院において1つの傷病名しか選ぶことができません。 平均在院日数(全国)は令和5年度DPC病院の平均になります。 また、転院率は南多摩病院(急性期病院)から転院した数/退院数となります。 解説 内科で入院している患者様は、ご高齢の尿路感染症・誤嚥性肺炎の方が多い事がわかります。大腸ポリープ・ERCP等の手術件数は年々増加傾向にあります。誤嚥性肺炎・肺炎症例、尿路感染症例については、高齢の患者様が多く重症化し易い為、長期入院となり、平均年齢も高く在院日数も長くなっている傾向です。 |
循環器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
050130xx9900x0 | 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 82 | 18.95 | 17.38 | 30.49% | 84.10 |
050050xx9910x0 | 狭心症、慢性虚血性心疾患-手術なし-処置1:1あり-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 81 | 3.07 | 3.05 | 0.00% | 70.56 |
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患-経皮的冠動脈形成術等-処置1:なし、1,2あり-処置2:なし-副病:0-0 | 75 | 5.72 | 4.26 | 0.00% | 72.04 |
050050xx9920x0 | 狭心症、慢性虚血性心疾患-手術なし-処置1:2あり-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 44 | 3.07 | 3.25 | 0.00% | 73.43 |
050030xx97000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞-その他の手術あり-処置1:なし、1あり-処置2:なし-副病:なし-0 | 38 | 12.97 | 11.54 | 5.26% | 69.79 |
定義 定義は内科を参照下さい。 解説 循環器内科では、狭心症、慢性虚血性心疾患、急性心筋梗塞の患者様を24時間365日受け入れ、緊急で心臓カテーテル検査、冠動脈ステント治療を行う体制を整えています。また、高齢の救急も積極的に受け入れていますので、平均在院日数は全国平均より長くなっています。 |
小児科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
150120xx99x1xx | 脳性麻痺-手術なし-処置1:0-処置2:あり-副病:0-0 | 71 | 6.76 | 7.66 | 1.41% | 11.04 |
140620xx99xxxx | その他の先天異常-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 16 | 5.38 | 7.98 | 0.00% | 8.75 |
040070xxxxx0xx | インフルエンザ、ウイルス性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 | 12 | 4.75 | 5.86 | 0.00% | 3.58 |
080270xxxx1xxx | 食物アレルギー-手術なし-処置1:あり-処置2:0-副病:0-0 | 10 | 1.00 | 2.12 | 0.00% | 3.10 |
100330xxxxx00x | 栄養障害(その他)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 | 10 | 14.50 | 17.70 | 0.00% | 1.60 |
定義 定義は内科を参照下さい。 解説 八王子市内で、小児救急と入院施設を行っている病院は3病院となっています。 小児科は24時間365日診療体制であり、また、レスパイト入院も積極的に取り組んでいます。 |
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
060335xx02000x | 胆嚢炎等-腹腔鏡下胆嚢摘出術等-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0 | 38 | 7.95 | 6.87 | 0.00% | 63.89 |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上)-ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 36 | 3.58 | 4.55 | 0.00% | 71.81 |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0 | 27 | 10.11 | 8.95 | 7.41% | 72.19 |
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など)-腹腔鏡下胆嚢摘出術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 27 | 7.22 | 5.98 | 0.00% | 57.78 |
060150xx03xxxx | 虫垂炎-虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 20 | 5.50 | 5.29 | 0.00% | 45.75 |
定義 定義は内科を参照下さい。 解説 当院は、救急に力を入れていますので、急性虫垂炎、腸閉塞が多くなっています。 鼠径ヘルニア、胆石・胆のう炎の手術が多くなっています。消化器内科とチーム医療で治療も行っています。 |
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折-人工骨頭挿入術 肩、股等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 172 | 31.87 | 25.50 | 49.42% | 83.92 |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0 | 56 | 3.54 | 4.76 | 0.00% | 66.43 |
071030xx99xx0x | その他の筋骨格系・結合組織の疾患-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0 | 42 | 7.88 | 9.19 | 57.14% | 76.02 |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 41 | 8.29 | 19.34 | 90.24% | 81.34 |
160740xx01xx0x | 肘関節周辺の骨折・脱臼-骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0 | 40 | 3.45 | 5.67 | 0.00% | 36.93 |
定義 定義は内科を参照下さい。 解説 救急からの骨折の方を受入れています。また、手外科の専門治療を行っています。 高齢の方の股関節・大腿骨の在院日数が全国に比べて長くなっているのは、在宅復帰に向けたリハビリ等の治療を地域包括ケア病棟へ転棟によるものです。 胸椎、腰椎以下骨折損傷の疾患については、早期リハビリ目的に永生病院へ転院を行っています。 |
眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-片眼 | 170 | 2.00 | 2.54 | 0.00% | 78.44 |
定義 定義は内科を参照下さい。 解説 当院の眼科は、他院からのご紹介を含め水晶体再建術(眼内レンズを挿入)を行っています。 |
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
11012xxx02xx0x | 上部尿路疾患-経尿道的尿路結石除去術-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0 | 53 | 4.49 | 5.22 | 0.00% | 60.38 |
110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:あり-処置2:0-副病:0-0 | 49 | 2.00 | 2.44 | 0.00% | 70.92 |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 39 | 10.31 | 13.52 | 10.26% | 75.31 |
110070xx03x20x | 膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術-処置1:0-処置2:2あり-副病:なし-0 | 35 | 6.51 | 6.59 | 2.86% | 74.71 |
110070xx03x0xx | 膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 | 24 | 6.21 | 6.85 | 0.00% | 73.58 |
定義 定義は内科を参照下さい。 解説 当院は、救急に力を入れていますので救急からの尿路感染症治療、結石治療を行っています。 また、自院の外来の他、近隣の開業医からの紹介患者様を受入れ、前立腺・膀胱疾患の治療を行っています。 |
婦人科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
120070xx02xxxx | 卵巣の良性腫瘍-卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 24 | 5.92 | 6.00 | 0.00% | 53.25 |
120060xx01xxxx | 子宮の良性腫瘍-子宮全摘術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 23 | 9.57 | 9.23 | 0.00% | 49.78 |
120090xx97xxxx | 生殖器脱出症-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 22 | 9.00 | 7.89 | 0.00% | 77.27 |
120070xx01xxxx | 卵巣の良性腫瘍-卵巣部分切除術(腟式を含む。) 開腹によるもの等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 14 | 8.57 | 9.68 | 0.00% | 60.57 |
120010xx99x50x | 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍-手術なし-処置1:0-処置2:5あり-副病:なし-0 | 13 | 4.92 | 4.05 | 0.00% | 65.54 |
定義 定義は内科を参照下さい。 解説 近隣の開業医、人間ドックや健診からの患者様が多く、子宮良性腫瘍(子宮筋腫、卵巣腫瘍)の治療を中心に行っています。 また、高齢者の子宮脱も積極的に治療をしています。 |
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 15 | 14 | 1 | 8 | ||||
大腸癌 | 13 | 13 | 32 | 2 | 9 | |||
乳癌 | 1 | 8 | ||||||
肺癌 | 1 | 8 | ||||||
肝癌 | 2 | 6 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
定義 5大癌について初発患者はUICCのTNMから示される病期分類による患者数を、再発患者(再発部位によらない)は期間内の患者数としています。 |
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
軽症 | 10 | 9.00 | 61.00 |
中等症 | 128 | 16.05 | 80.70 |
重症 | 37 | 22.08 | 85.76 |
超重症 | |||
不明 |
定義 成人(15歳以上)の市中肺炎(普段社会生活の中で羅患した肺炎)について重症度別に患者数、平均在院日数、年齢を集計したものです。重症度は、軽症から超重症の4段階で分けられます。 解説 当院では、中等症の症例が最も多くなっており、全体の6割以上を占めています。中等症以上の平均年齢は80歳代となっており、高齢者が重症となる傾向があるといえます。 |
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
3日以内 | 21 | 20.76 | 79.43 | 44.44% |
その他 | 6 | 38.33 | 79.33 | 18.52% |
脳梗塞のICD10(注1※)別患者数の集計方法と定義 医療資源を最も投入した傷病名が脳の虚血性疾患の患者さんを対象として、その発から入院までの日数別に患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示しております。 (注1※)ICD10「疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems(以下「ICD」と略)」とは、異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類である。【引用元:厚生労働省HP疾病、傷害及び死因の統計分類】 解説 当院は東京都指定2次救急医療機関として脳卒中救急医療機関Bの患者様を受入れています。 |
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 31 | 1.10 | 1.61 | 0.00% | 70.16 |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 13 | 1.15 | 12.23 | 23.08% | 83.08 |
K6532 |
内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜 | 10 | 0.10 | 6.50 | 0.00% | 80.10 |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | |||||
K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) |
解説 内科では、大腸ポリープに対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が最も多く、内科、外科がチーム医療の中でおこなっています。救急からの内視鏡的消化管出血や内視鏡的胆道ステント留置術もおこなっています。 また、慢性腎不全の症例に対し血液透析導入するために、ブラッドアクセスとして主に前腕にて動静脈吻合を行い透析シャント造設をおこなっています。 |
循環器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 55 | 2.51 | 5.27 | 1.82% | 74.02 |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) | 34 | 0.03 | 12.77 | 5.88% | 68.26 |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | 17 | 3.82 | 9.06 | 5.88% | 84.88 |
K5463 | 経皮的冠動脈形成術(その他) | 12 | 1.17 | 2.00 | 0.00% | 74.50 |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) | 11 | 0.36 | 9.82 | 9.09% | 65.64 |
解説 循環器内科では、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)に対する経皮的冠動脈ステント留置術の心臓カテーテル治療が多く行われています。救急の循環器治療を24時間365日体制でおこなっており、急性心筋梗塞・不安定狭心症に対する緊急カテーテル治療も対応しています。 |
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 76 | 3.80 | 5.65 | 1.32% | 64.32 |
K6335 | 鼠経ヘルニア手術 | 24 | 1.17 | 1.67 | 0.00% | 73.67 |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 20 | 1.00 | 3.50 | 0.00% | 45.75 |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 14 | 1.71 | 1.14 | 0.00% | 70.21 |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 14 | 14.14 | 20.43 | 7.14% | 70.86 |
解説 外科では、予定手術である鼠径ヘルニア、内視鏡的大腸ポリープ切除術の他、救急からの胆嚢摘出術、虫垂切除術が多くなっています。 |
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) etc. | 130 | 3.83 | 22.42 | 38.46% | 76.27 |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 74 | 5.65 | 24.88 | 47.30% | 83.45 |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕) etc. | 73 | 1.55 | 8.58 | 1.37% | 64.33 |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(下腿) | 30 | 0.67 | 1.17 | 0.00% | 57.10 |
K0463 | 骨折観血的手術(鎖骨) etc. | 27 | 1.67 | 4.70 | 0.00% | 50.89 |
解説 整形外科は、自宅から緊急入院の他、連携先施設からの紹介患者様の骨折手術が多くなっています。 大腿骨を含む下肢の骨折では急性期治療を終了したあとは在宅復帰を目指すため、地域包括ケア病棟への転棟や回復期リハビリテーション病棟等のリハビリ施設を持った病院への転院も多くなっています。 また、手外科の専門医が多いのも当院整形外科の特徴です。 |
眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前数 |
平均 術後数 |
転院率 | 平均 年齢 |
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) | 170 | 0.00 | 1.00 | 0.00% | 78.44 |
解説 眼科の手術では、白内障に対する水晶体再建術が大半を占めています。ご高齢の患者様も安心して手術を受けることが可能なため、日帰り手術を行っているクリニックからの紹介も多くなっています。 |
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
K7811 | 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) | 57 | 1.75 | 2.30 | 0.00% | 60.84 |
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) | 57 | 1.33 | 4.14 | 1.75% | 74.54 |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 28 | 0.89 | 8.82 | 3.57% | 68.93 |
K841-5 | 経尿道的前立腺核出術 | 17 | 1.59 | 5.53 | 11.76% | 76.41 |
K7981 | 膀胱結石摘出術(経尿道的手術) | 13 | 1.00 | 1.62 | 0.00% | 72.46 |
解説 泌尿器科では、尿管結石、腎結石に対する経尿道的尿路結石除去術(TUL)が最も多く、次いで膀胱癌に対し経尿道的膀胱腫瘍手術(TUR-Bt)となっています。 |
婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
K877 | 子宮全摘術 | 26 | 1.15 | 7.73 | 0.00% | 55.50 |
K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) | 26 | 1.08 | 3.89 | 0.00% | 52.12 |
K8654 | 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術)(腟式、腹式 | 18 | 1.83 | 6.28 | 0.00% | 76.06 |
K872-31 | 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術(電解質溶液利用) etc. | 11 | 0.00 | 1.00 | 0.00% | 49.18 |
K879 | 子宮悪性腫瘍手術 | 11 | 3.55 | 9.55 | 0.00% | 68.45 |
解説 婦人科では、子宮筋腫、卵巣腫瘍に対する手術が多くなっています。 また、高齢者の子宮脱に対する手術も積極的に治療をしています。 |
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | ||
異なる | ||||
180010 | 敗血症 | 同一 | 13 | 0.32% |
異なる | ||||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | ||
異なる | ||||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 11 | 0.27% |
異なる |
定義 最も医療資源を投入した傷病名が播種性血管内凝固症候群(DPC6桁130100)、敗血症(DPC6桁180100)、その他の真菌感染症(DPC6桁180035)、手術・術後の合併症(DPC6桁130040)に分類した患者の、全退院患者数に対する割合を示しています。入院の契機となった病名と入院中の主な治療目的の病名が同一の場合と、異なる場合に分けて集計しています。 解説 播種性血管内凝固症候群は、さまざまな重症の基礎疾患により、全身の血管内に血栓ができる病態です。敗血症は、細菌が血液中の増殖することにより全身に炎症を起こす病気です。肺炎や尿路感染症、腹膜炎、悪性腫瘍などが原因になります。また、「同一」とは、入院の契機である疾患と入院中の主な治療目的の疾患(DPC病名)が同一かどうかということです。播種性血管内凝固症候群に分類された全症例において、DPC病名と契機病名が異なることから、入院契機である基礎疾患を原因として播種性血管内凝固に至ったと考えられます。 |
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 「中」以上の手術を施行した 退院患者数(分母) |
分母のうち、肺血栓塞栓症の 予防対策が実施された患者数(分子) |
リスクレベルが「中」以上の手術を 施行した患者の肺血栓塞栓症の 予防対策の実施率 |
604 | 596 | 98.68% |
解説 周術期の肺血栓塞栓症の予防行為の実施は、発生率を下げることにつながります。 |
血液培養2セット実施率
血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に 2件以上ある日数(分子) |
血液培養2セット実施率 |
1,678 | 1,396 | 83.19% |
解説 広域抗菌薬を使用する際、投与開始時に血液培養検査を行うことは、望ましいプラクティスとなります。 また、血液培養は 1 セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2 セット以上行うことが推奨されています。2014 年度診療報酬改定から、血液を2か所以上から採取した場合に限り、2回算定できるようになっています。 |
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
広域スペクトルの抗菌薬が 処方された退院患者数(分母) |
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日 までの間に細菌培養同定検査が 実施された患者数(分子) |
広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率 |
369 | 323 | 87.53% |
解説 近年、多剤耐性アシネトバクター属菌や、幅広い菌種に効果を有するカルバペネム系抗菌薬に耐性のある腸内細菌科細菌など、新たな抗菌薬耐性菌(以下、耐性菌)が出現し、難治症例が増加していることが世界的な問題となっています。不適切な抗菌薬の使用は、耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、各医療機関において抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial Stewardship Team:AST)を組織するなど、抗菌薬適正使用を推進する取り組みが求められます。抗菌薬適正使用の鍵を握るのは正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が必要です。 |
更新履歴
2024年9月30日 病院指標を公開しました。
2024年9月30日 病院指標を公開しました。