令和元年度の自衛消防訓練審査会が７月１８日、創価大学ビクトリーグランドにおいて開催されました。八王子市内の各事業所から其々、組織されている４９隊の自衛消防隊が参加、当院からは２号屋内消火栓の部に３隊が出場しました。この訓練審査会は火災の発生から消防隊到着までの間に自衛消防隊が行うべき、消火、通報、避難誘導の一連の消防活動について、隊員間のチームワークや規律も審査対象として、その活動技術を競い合うものです。
　　
当院チームはこの日の審査会のために就業時間後や時には公休日も練習日に当てるなど、一ヶ月以上に渡る事前訓練を重ねてきました。
本番では、応援に駆けつけた院長先生を始めとする病院職員の前で自信を持って審査に臨むことが出来、その練習成果を十二分に発揮しました。毎年、上位での入賞を果たしている当院チームは、今回僅差で３位以内は逃したものの、男女混合隊Ｂチームが敢闘賞を手にしたほか、他の２隊も入賞するなど当院チームのレベルの高さを確実なものにすることができました。

また今回の出場により、消防署長が認定する「優良防火対象物」表示の認定要件を満たすことになり、その認定に向けて弾みがつきました。
火災による被害を最小限に抑えることができるかは、自衛消防活動を如何に迅速・的確に実践するかにかかっています。そのためには日頃から訓練を積み重ねて自衛消防能力を高めておくことが重要であり、万が一火災が発生した場合でも慌てずに対応が出来る、最善の方法だと思います。
当院は職員全員が「自分達の職場は自分達で守る」という考えに基づき、自ら行動できる体制作りのために、病院全体で防火安全対策の向上に関わる積極的な取り組みを今後も行って参ります。