臨床検査科
臨床検査科は、科長1名、主任2名、副主任2名、臨床検査技師18名で構成されています(2020年7月時点)。 業務は、検査支援システム、細菌検査システム、輸血検査システム、生理検査システム、健診システムを用い、検体検査(生化学、免疫、血液、一般)、細菌検査、生理機能検査、輸血検査、人間ドックセンター業務(心電図、呼吸機能、各種超音波、眼底、採血等)を行っています。
休日・夜間も、技師を配置し細菌検査を含め、日中と同じ検査項目を行い二次救急医療に対応しています。
休日・夜間も、技師を配置し細菌検査を含め、日中と同じ検査項目を行い二次救急医療に対応しています。
検体検査部門では精度保証施設の認証を受けており、基準値はJCCLS共用基準範囲を採用しています。生理検査部門では超音波検査士(消化器 循環器)、緊急臨床検査士、二級臨床検査士(循環生理、微生物)と専門性の高い学会認定技師を配置して、検査を行っています。放射線科診断医、循環器専門医の判読による報告体制を構築しています。
また、ICT(感染制御チーム)、AST(抗菌薬適正使用支援チーム)、NST(栄養サポートチーム)等に参加しチーム医療に貢献しています。心臓カテーテルにも取り組んでいます。医療安全や質の担保は、医療安全委員会、院内感染症対策委員会、輸血療法委員会、検査精度管理委員会等を通じて、院内感染対策、安全な輸血業務、精度管理業務を行っています。定期的に検査科全体会議を設け、業務改善を行いよりよい職場環境を作るように務め、また、他職種スタッフとコミュニケーションを大事にし、業務を円滑に行えるよう努力しています。
検体検査部門
生化学検査(肝機能、脂質代謝、糖尿病関連、炎症診断関連等)、免疫検査(感染症、腫瘍マーカー、甲状腺機能等)、血液検査(血球計数、血液像、凝固線溶等)、一般検査(尿定性、尿沈渣、便潜血、髄液検査、関節液検査、精液検査等)、輸血検査(ABO式血液型、不規則性抗体スクリーニング、抗体同定、交差適合試験等)を行っています。
輸血検査では、各種抗血清、パネル血球を用いて抗体同定を実施しています。
輸血検査では、各種抗血清、パネル血球を用いて抗体同定を実施しています。
生理検査部門
心電図、負荷心電図(マスター2階段試験)、ホルター心電図、加算平均心電図、心肺運動負荷試験(CPX)、呼吸機能(肺気量分画、努力性肺活量)、血圧脈波(ABI)、皮膚灌流圧(SPP)、超音波(心臓、腹部、頸動脈、乳腺、甲状腺、下肢動脈、下肢静脈、シャント、表在)、脳波、神経伝導検査、終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)等を行っています。
また、午前中は人間ドックセンター業務に専任技師を配置し、超音波、心電図、肺機能、採血業務等も行っています。超音波検査は、当日検査に対応し、検査後ただちに結果報告する体制を構築しています。
また、午前中は人間ドックセンター業務に専任技師を配置し、超音波、心電図、肺機能、採血業務等も行っています。超音波検査は、当日検査に対応し、検査後ただちに結果報告する体制を構築しています。
細菌検査部門
塗抹検査(一般細菌、ガフキー至急)、一般培養、感受性試験、迅速検査(インフルエンザウイルス抗原、アデノウイルス抗原、ロタウイルス抗原、RSウイルス抗原、尿中肺炎球菌莢膜抗原、尿中レジオネラ抗原、A群溶連菌、ノロウイルス抗原、CDトキシン等)を行っています。
耐性菌や血液培養陽性時に、病棟責任者や主治医に直ちに連絡する報告体制(検査室ベースの緊急連絡システム)を構築しており、グラム染色の迅速報告にも対応しています。
また、院内感染対策サーベイランス(JANIS)に参加し、還元情報を活用しています。
耐性菌や血液培養陽性時に、病棟責任者や主治医に直ちに連絡する報告体制(検査室ベースの緊急連絡システム)を構築しており、グラム染色の迅速報告にも対応しています。
また、院内感染対策サーベイランス(JANIS)に参加し、還元情報を活用しています。