リハビリテーション科
リハビリテーション科には3職種、約58名(2024年10月時点)が在籍しており、3職種がそれぞれ専門性を活かしながら、患者さまへリハビリテーションを提供しています。
また専門性を高めるために日々研さんしており、外部専門資格の取得者も多くいます。
また専門性を高めるために日々研さんしており、外部専門資格の取得者も多くいます。
病棟 | PT | OT | ST | 合計 | |
回復期リハビリテーション病棟 | 60床 | 20 | 11 | 5 | 37 |
医療療養病棟 | 120床 | 10 | 4 | 2 | 16 |
緩和ケア病棟 | 25床 | 1 | 1 | 2 | |
通所ケアリハビリテーション | 定員30名 | 2 | 1 | ||
合計 | 205床 | 34 | 17 | 7 | 58 |
2024年10月時点 |
PT(理学療法士)体の機能や基本動作を改善し、自立した生活が送れるよう援助する。
OT(作業療法士)作業活動を通して生活を活性化できるよう援助する。
ST(言語聴覚士)コミュニケーションと食事を改善できるよう援助する。
OT(作業療法士)作業活動を通して生活を活性化できるよう援助する。
ST(言語聴覚士)コミュニケーションと食事を改善できるよう援助する。
外部資格取得者数
外部認定資格 (計22名)
3学会合同呼吸療法士 | 4 | 認知症ライフパートナー2級 | 1 |
心臓リハビリテーション指導士 | 1 | 認知症ケア専門士 | 1 |
医療安全管理者 | 1 | 東京糖尿病療養指導士 | 2 |
介護支援専門員 | 3 | LSVT@BIG認定資格 | 2 |
福祉住環境コーディネーター2級 | 6 | 終末期ケア協会終末期ケア専門士 | 1 |
福祉用具プランナー | 2 | 臨床神経心理士 | 1 |
職能団体認定資格 (計8名)
専門理学療法士(神経) | 1 | 認定理学療法士(補装具) | 1 |
専門理学療法士(生活環境支援) | 1 | 理学療法士協会指定管理者 | 2 |
認定理学療法士(脳卒中) | 2 | 理学療法仕協会地域包括ケア推進リーダー | 2 |
認定理学療法士(地域リハ) | 1 |
学位 (計3名)
修士 | 3 |
リハビリテーション科の取り組み
(1)個別のプログラム
片麻痺、難病、高次脳機能障害、認知症の方などさまざまな疾患の利用者に対して、療法士が個別のメニューを立て活動度やコミュニュケーション能力などを向上できるようにリハビリを実施します。
片麻痺、難病、高次脳機能障害、認知症の方などさまざまな疾患の利用者に対して、療法士が個別のメニューを立て活動度やコミュニュケーション能力などを向上できるようにリハビリを実施します。
靴下を履くための道具の検討
片麻痺患者様の歩行訓練場面
(2)作業活動
季節の飾り付けの作成や園芸療法、集団調理訓練などさまざまな作業を通し、利用者さま同士がコミュニケーションをとりながら、利用者さまがより行動的になっていただけるように働きかけています。
季節の飾り付けの作成や園芸療法、集団調理訓練などさまざまな作業を通し、利用者さま同士がコミュニケーションをとりながら、利用者さまがより行動的になっていただけるように働きかけています。
集団での調理訓練
患者様の作業療法の作品
(3)集団での運動療法
みんなで励まし合って運動することで、運動が楽しく効果的に行えます。
みんなで励まし合って運動することで、運動が楽しく効果的に行えます。
(4)お住まいの状況に合わせたリハビリの提供
在宅や施設での環境や自宅での介護の様子などをお聞きしたり、見せていただくことで、必要な方へ家屋改修や福祉用具使用や介助方法のアドバイスを行っています。
在宅や施設での環境や自宅での介護の様子などをお聞きしたり、見せていただくことで、必要な方へ家屋改修や福祉用具使用や介助方法のアドバイスを行っています。
(5)天井走行レール付体重免荷装置を利用した歩行・バランス練習
体重免荷装置を利用した立位練習
立つことが不安定な方でも安全に立位や歩行の練習が行えます。
リハビリテーション科の学術業績
リハビリテーション科スタッフは、患者さまに常により良いリハビリテーションが提供できるよう最新の知見を学んでいます。そして日々のリハビリテーションの成果や最新知見を臨床研究として学術発表、論文などにしてまとめ、外部発信しています。
学会発表
学会発表数実績
・2021年度 11件
・2022年度 12件
・2023年度 20件
・2021年度 11件
・2022年度 12件
・2023年度 20件
2023年度の主な学会発表
医療療養病棟において全身状態に合わせた介入によりFIMが大幅に改善し自宅退院となった1症例 | 第64回全日本病院学会 |
医療療養病棟におけるFIM低値の2例の患者への在宅復帰支援の取り組み | リハビリテーション・ケア 合同研究大会広島2023 |
言語障害における流暢性と非流暢性 | 第37回日本音声学会全国大会 |
生活工夫情報事業を活用しよう! ~ 明日から使える支援技術の紹介 ~ | 第19回東京都作業療法学会 |
論文発表
回復期リハビリテーション病棟の退院時 FIM は入院時 FIMで、どの程度予測可能か? ―重回帰分析と交差妥当性による検討― | The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine、 第61巻11月号 |
著書
カルロ・ペルフェッティ 対話は続く | 協同医書出版社 |
通所リハにおけるリハビリテーションマネジメント実践マニュアル | 中央法規 |
介護支援専門員 更新研修テキスト | 公益財団法人東京都福祉保険財団 |