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性別・年齢別推奨検査


病気を予防して健康を維持するため、一人ひとりの性別や年齢によってチェックすべきポイントは異なります。
メディカルリゾート柏の葉健診クリニックではさまざまなサービスをご用意しておりますが、特定の性別や年齢に応じて推奨できる検査をご紹介いたします。

性別・年齢別推奨検査一覧

男性
推奨年齢 脳ドック PSA 骨塩定量 乳がん 子宮がん 甲状腺 ピロリ菌 腫瘍マーカー ロックス
インデックス
30代 - - - - - - - -
40代 - - - -
50代 - - -
60代以上 - - -
女性
推奨年齢 脳ドック PSA 骨塩定量 乳がん 子宮がん 甲状腺 ピロリ菌 腫瘍マーカー ロックス
インデックス
30代 - - - - -
40代 -
50代 -
60代以上 -


脳ドックのお勧め

脳の病気は気づかないうちに進行し、突然の発症に至ることが多くあります。とくに、日本で年間約12万人の方が亡くなる脳卒中は、死亡原因でみるとがん、心疾患、肺炎とともに上位を占めている重大な疾患で、事前にその危険を検査によって見つけることが発症の予防に効果的です。脳ドックは、脳や脳血管の異常、脳卒中の危険因子となる異常を前もって見つけだし、脳に発症する深刻な病気の発症や進行を回避するための予防的な治療に結びつけることを目的としています。

脳ドックで行う検査について

脳ドックでは、脳の診断に必要な一般検査に加え、MRI、MRA等の専門検査を行い評価いたします。また、脳神経外科や神経内科といった脳診療に関連する専門医が皆さまへアドバイスを行います。

主な検査

脳画像検査(MRI、MRA)
MRI検査とは、磁場と電波を用いて体内などの画像を撮影する検査のことをいい、20分ほどで終了し、被曝のおそれがありません。MRA検査とは、MRIを用いて、頭部の血管の様子を詳しく立体画像化して調べる検査のことをいいます。
頸動脈エコー検査
脳卒中の原因のひとつとなる、アテローム性動脈硬化症の有無を診断する検査です。頸動脈にエコーを直接当てることにより、検査を行います。

脳ドックの受診をお勧めする対象の方

メディカルリゾート柏の葉健診クリニックでは、次のような状況や症状に該当する方に、一度、脳ドックを受診されることをお勧めしております。
次の項目に該当される方
  • ご家族に次のような病歴のある方(脳卒中、糖尿病、高血圧)
  • 喫煙習慣のある方
  • 偏った食生活の方(過度の飲酒をされる方を含む)
  • 運動不足の方
  • 過度のストレスのある方

PSA検査のお勧め

前立腺がんの死亡率推移:欧州の研究では、PSA検査を受けることにより死亡率が下がることが報告され、またオーストリアでは、PSA検診がスタートしてから20年ほどで前立腺がんによる死亡率が実際に60%以上も低下しました。最近になって、40歳時のPSAの値が、将来前立腺がんが発病するリスクを予知するための基礎値として有用であり、がんが発病した際に適切な治療を選択するのに役立つ可能性のある重要な指標であることが分かってきたのです。このような状況をふまえ、メディカルリゾート柏の葉健診クリニックでは、40歳以上の男性に前立腺がんを予防するためのPSA検査を受診されることをお勧めしています。

PSA検査の方法

PSA検査はごく少量の血液があれば測定が可能で、通常の血液検査と同様の方法で、簡単に行うことができます。

骨塩定量検査のお勧め

骨粗しょう症とは、骨量が減少することで骨が弱くなり骨折しやすくなる病気のことをいいます。日本では、1000万人以上の方が骨粗しょう症に罹患しているといわれています。とくに、閉経後の女性に多くみられ、女性ホルモンの減少や老化と関わりが深いと考えられています。

骨塩定量検査の方法

骨塩定量検査とは骨密度検査ともいい、一定の体積当りの骨量を調べる検査です。骨量を測ることで骨粗しょう症のリスクを判定することができます。検査は、骨密度測定装置で腰や大腿にX線スキャンを行い、10分ほどで終了します。

骨塩定量検査をお勧めする対象の方

骨粗しょう症は、十分なカルシウムや適量のたんぱく質をとるといった食生活の改善や運動、禁煙といった生活習慣によっても予防できるものです。したがって、事前にその発症リスクを知り予防をすることが非常に有効であるといえます。メディカルリゾート柏の葉健診クリニックでは、早い段階で骨粗しょう症のリスクを知り、その発症を予防していくために、次のような方へ骨塩定量検査を受診されることをお勧めしています。

次の項目に該当される方
  • 閉経後の女性の方
  • 60代以上の方
  • カルシウムの摂取が少ない方
  • やせすぎている方

乳がん・子宮がん検査のお勧め

仕事を持つ女性が増え、生活の中で受けるストレスも多様化してきました。また、出産年齢の高齢化やライフスタイルの変化も女性にとって重要なテーマです。メディカルリゾート柏の葉健診クリニックでは、女性らしく健康的な生活を送りたい方へレディースドック、レディースチェック(乳がん・子宮がん検査)をお勧めしております。レディースドックでは、近年増加傾向にある乳がん、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮頸がんといった、女性特有の病気を早期に発見するための専門的な検査をお受けいただくことができます。 子宮頸がんは、20代から30代半ばまでの若い年代の発生率が高まる傾向にあります。これは、頸がんがHPV(ヒトパピローマウイルス)と関連性があり、性活動が活発な若い年代でのHPV感染の機会が増えているからだといわれています。

40~50代の乳がん発症が激増しています

日本では、乳がんと診断される女性が年々増え続けています。とくに、45~49歳の年齢層においては、乳がんの発生率は全てのがんの中で圧倒的に高く、たとえば胃がん発生率の約3倍です(1000人に1人)。視触診と併せて行うマンモグラフィ検査の推奨により、他の先進諸国より死亡率の減少がみられるにもかかわらず、日本での乳がん検診受診率は低い水準にとどまっています。乳がんは早期に発見すれば乳房温存手術を受けることも可能です。メディカルリゾート柏の葉健診クリニックでは、乳がんを早期発見するために、20代からのレディースドックや乳がん検査の受診をお勧めしております。

乳がん・子宮がんをチェックする主な検査

子宮頸部細胞診
子宮頸部細胞診は、子宮頸部の表面から綿棒等でこすりとった細胞を顕微鏡で調べる方法によって行います。
頸膣エコー検査
プローブを膣内に挿入し検査します。プローブを子宮や卵巣に近づけることができるので、より鮮明に状態を観察できます。現代女性に多い、子宮筋腫、卵巣のう腫、子宮がん等の早期発見に役立ちます。
マンモグラフィ検査
マンモグラフィとは乳腺専用のX線検査のことです。乳房を片方ずつX線フィルム台と透明なプラスチック板にはさみ、平らにして撮影します。乳房の圧迫時間は数十秒で、検査自体は10分前後で終了します。
乳腺エコー検査
乳腺エコーとは、超音波の反射波を利用して乳腺の様子を調べる検査です。乳房に検査機器をあて画像をモニターすることで、しこりの形状や腫瘍の有無などを診断します。

甲状腺検査のお勧め

甲状腺とは、蝶が羽を広げたような形をしており、のどぼとけの下あたりに位置している内分泌器官です。甲状腺に関する病気は20代以上の女性に多くみられ、女性の20人に1人がなんらかの異常をもっているともいわれています。また、甲状腺の病気の多くは鬱病、自律神経失調症、更年期障害といった病気と間違えられやすく、気のせいや老化として日常生活の中で見落とされることもあり、周囲の人に症状を理解されにくい疾患といえます。女性が健康的に生活するために甲状腺疾患を早期発見・予防する必要性は高いのですが、通常の健診や自治体が行っている健診ではチェックされていないのが現状です。このような状況をふまえ、メディカルリゾート柏の葉健診クリニックでは20代以上の女性へ向け、甲状腺を詳しく検査されることをお勧めしております。

甲状腺疾患の種類

甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは、生体機能に重要なエネルギー産生やたんぱく合成などを調整しています。 甲状腺ホルモンが異常をきたすと、脳や心臓等の重要な器官や新陳代謝を調節するといった働きが妨げられ、骨粗しょう症等のさまざまな病気につながる可能性があります。
甲状腺機能亢進症
甲状腺から甲状腺ホルモンが多量に分泌され、全身の代謝が高まる病気です。汗をかきやすくなる、暑がりになる、手の指が震える、動悸がする、食欲があってよく食べるのに体重が減るといった症状が出ることがあります。
甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンのバランスが崩れるもう一つの代表的な病気が甲状腺機能低下症です。ホルモンが不足し、新陳代謝が低下するために、だるい、疲れやすいといった倦怠感や寒がりになる、便秘、体重が増える、浮腫むといった症状が出ることがあります。
甲状腺腫瘍
甲状腺に腫瘍ができた場合、大部分のものはホルモンの合成に異常を来たすわけではありません。そのため、当初は首の部分の腫れ以外の自覚症状は出ず、腫瘍ができても気づかれにくいので注意が必要です。

甲状腺疾患をチェックする主な検査

甲状腺の状態を詳しく検査するために、当クリニックでは甲状腺エコー検査とホルモン検査(生化学検査)をご用意しております。
ホルモン検査(FT3、FT4、TSH)
血液中の甲状腺ホルモン、甲状腺刺激ホルモンの値を測定して、甲状腺の働きや異常を調べる検査です。簡単な血液検査で行います。
甲状腺エコー
頸部にある甲状腺をエコーによって調べることで、甲状腺がんや甲状腺腫大を発見する検査です。

ピロリ菌検査のお勧め

ピロリ菌は、胃に生息する細菌で、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん等と密接な関係にあることが分かっています。 日本人のピロリ菌感染率は、若年では10〜40%、40歳以上では60〜80%以上といわれています。当クリニックでは簡単な血液検査でピロリ菌を調べることができます。

腫瘍マーカー

がんは、体内の細胞の一部が突然変異して増殖した腫瘍のうち悪性のものをいいます。がんの種類によって、特殊な物質である腫瘍マーカーが血液中に分泌されます。この腫瘍マーカーの濃度を採血検査で測定し、主にがんの進行度や治療効果の判定に用いるのが腫瘍マーカー検査です。なお、腫瘍マーカー検査だけでがんを早期発見することは難しく、画像検査などを組み合わせることで、がんの発見率をより高めてくれるといわれています。
対象となるがん種
男性・腫瘍マーカー5種
CEA, AFP, CA19-9, CYFRA, PSA
胃、肺、大腸、肝臓、膵臓、胆道、前立腺
女性・腫瘍マーカー5種
CEA, AFP, CA19-9, CYFRA, CA125
胃、肺、大腸、乳、肝臓、膵臓、胆道、卵巣、子宮
※なお、部位ごとの腫瘍マーカー検査もございます。詳しくは健診施設にお問い合わせください。

ロックスインデックス

近年、食生活の欧米化や運動習慣の低下等により、脳梗塞・心筋梗塞が増加しています。動脈硬化は自覚症状がないまま進行するために、突然、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因となります。寝たきりの原因のトップは脳梗塞であり、将来の生活のためにも発症リスクを早くから知り、発症リスクの低減に取り組むことが大切です。ロックスインデックスとは、動脈硬化の進行から、将来の脳梗塞や心筋梗塞の発症までを予測できる新しい血液検査です。