感染症　勉強会

本日、令和５年３月15日（水）感染症勉強会を実施いたしました。
昨年に引き続き、東京都から感染対策支援チームがお越しくださり、高齢者施設向け感染対策の講義・実演・施設内確認をしていただきました。
講義・実演では、
1） 感染対策の基本として手指衛生、防護具の取扱い（マスク・手袋・エプロン・ゴーグル）
2） 業務の注意点として面会者・委託業者への対応、利用者の健康管理、密集の回避、環境整備（換気・消毒）、利用者介助時の実践、リネン・ゴミ処理の取扱い等
の説明を頂きました。
また、施設内確認では、現在実施している施設内での感染対策状況を確認していただきました。

講評といたしまして
1）昨年の訪問でお伝えした内容に沿って改善されている点が多く、感染対策を講じるうえで意識的に行えている
2）こまめに時間を決め換気を行えている
3）食事摂取やレクリエーションなど集まって過ごす時間や飛沫が増えそうなシチュエーション時は窓を開放しての換気を実施すること
4）環境消毒方法は適切に理解されている
5）標準予防策の観点で、必要な時に必要な防護用具の使用をおこなえている
6）食席は隣合う席は距離が近いためリスクはあるが、対面にはパーテーション、机同士の距離をとる、机は部屋ごとなど可能な限り考慮された配席ができている
7）手洗い・手指消毒に加え保湿の実施を推奨
8）スタッフへの教育の際に、発生時の振り返りを行い防護用具の対応や苦労したこと難しかったこと、拡大するリスクの共有を行うことで想像してもらい自身の予防行動の徹底が日々大切であることの周知を推奨　
などの助言を頂きました。
世間では感染症対策について緩和されつつありますが、オネスティ南町田では引き続きの感染症対策を継続してまいります。

鶴丸氏・白石氏

講義風景

手指消毒

防護具着脱

講評

施設内状況確認

ガイドブック

感染症 勉強会