デュオドーパ®について
パーキンソン病とは
パーキンソン病は、脳でつくられるドパミンという物質が不足することにより、引き起こされる病気です。内服薬などで症状をコントロールすることで、できるだけ進行をおくらせることができます。
しかし、治療期間が長くなってくると、お薬は効くものの、効果が長続きせずに2~3時間おきに内服をしないと薬が切れてしまう状態(ウェアリングオフ)や、薬が効きすぎてしまい、体が勝手にくねくねと動いてしまう状態(ジスキネジア)といった運動合併症が生じることがあります。これは病気が進むにつれて効果を発揮するお薬の血中濃度の幅が狭くなるためだと言われています。パーキンソン病の患者さんは胃や腸の動きが悪くなり、小腸からのお薬の吸収が不安定になるからです。飲み薬では血液中のお薬の濃度を安定させることが難しくなってきます。
しかし、治療期間が長くなってくると、お薬は効くものの、効果が長続きせずに2~3時間おきに内服をしないと薬が切れてしまう状態(ウェアリングオフ)や、薬が効きすぎてしまい、体が勝手にくねくねと動いてしまう状態(ジスキネジア)といった運動合併症が生じることがあります。これは病気が進むにつれて効果を発揮するお薬の血中濃度の幅が狭くなるためだと言われています。パーキンソン病の患者さんは胃や腸の動きが悪くなり、小腸からのお薬の吸収が不安定になるからです。飲み薬では血液中のお薬の濃度を安定させることが難しくなってきます。
デュオドーパ®治療とは
飲み薬では十分な治療が難しくなったパーキンソン病患者さんのために、携帯用のカセットに専用ポンプとチューブを使って胃ろうから、直接小腸にお薬を切れ目なく送り届ける投与システムを使った治療方法です。このカセットにはゲル状のお薬がはいっており、専用ポンプで常に一定量のお薬を小腸に送り込むことができます。このお薬はパーキンソン病の飲み薬として広く使われているレボドパにカルビドバを加えたレボドパ製剤です。
このようなシステムにより、飲み薬では十分な治療な難しくなったパーキンソン病の患者さんも切れ目のない持続的で安定したドパミン補充療法が可能になります。
このようなシステムにより、飲み薬では十分な治療な難しくなったパーキンソン病の患者さんも切れ目のない持続的で安定したドパミン補充療法が可能になります。
ポンプの重さは約500g程度(ポンプ+薬剤+カセット)で、ウェストポーチで腰に巻いたり、ショルダーバックなど肩にかけたりして携帯できますし、お風呂やシャワーに入る際はポンプを取り外すこともできます。
デュオドーパ®に関して、ご興味のある方は永生クリニックへご連絡ください。
デュオドーパ®に関して、ご興味のある方は永生クリニックへご連絡ください。