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体外衝撃波治療


体外衝撃波治療とは

永生クリニックでは集束型体外衝撃波疼痛治療装置(BTL-6000 Focus®)を導入しました。
本治療器は特定組織へエネルギーを集約させ衝撃波を与え、腱炎などの慢性の炎症性疾患に絶大な効果を有します。この体外衝撃波はもともと、外科的手術をおこなわずに尿管結石の粉砕術などに使われていた治療法です。この衝撃波を疼痛のある患部に照射すると、疼痛を誘発している神経終末を破壊し、血管新生、軟部組織を再生させるなどの効果を有し、疼痛を軽減させます。現在は難治性の足底腱膜炎のみ保険適応となっております。しかし、同様の原理にて腱、靭帯など他部位の軟部組織の炎症部に照射しても効果があることがわかっています。当院ではこれらの疾患については保険外(自費)診療として治療いたします。

拡散型・集束型の違い

体外衝撃波疼痛治療装置には拡散型と集束型が存在しています。拡散型は圧力波を広く伝える治療法です。筋肉や腱などの浅い部位の広範囲に効果を出します。主にリハビリテーションの物理療法の一環として使用されています。一方、集束型は衝撃波を集めてエネルギーを1点に集中させます。ピンポイントの痛みに対してより高い効果を発揮します。

治療回数・治療間隔・所要時間

ひとつの患部に対して3~5回治療します。1~2週間程度開けて次の治療を行います。1回の治療で痛みが軽減することが多いですが、繰り返すことにより再発を防止できます。所要時間は10~20分程度です。

適応疾患

保険診療での適応疾患
難治性(6か月以上続く)足底腱膜炎

保険外(自費)診療での適応疾患

膝半月板損傷、アキレス腱炎、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)、肩腱板炎、腱板損傷、石灰沈着性肩関節炎、膝蓋腱炎(ジャンパー膝)、などの筋腱や靭帯炎。変形性膝関節症、変形性股関節症、骨壊死、離断性骨軟骨炎 など。

料金

保険診療(難治性足底腱膜炎)
一連(3回)の治療で5000点
1割負担:5000円 2割負担:10000円 3割負担:15000円
※診察料やレントゲン検査料などが別途かかります。


保険外(自費)診療
1部位1回で9900円(税込み)

副作用

治療部位に紅斑や腫れ、血腫、点状出血等が一時的に出現する場合がありますが、ほとんどは回復します。

体外衝撃波治療が出来ない人、疾患

1. 対象部位における感覚の低下・感覚障害のある方
2. 腫瘍疾患、感染症
3. 急性炎症疾患
4. 血液障害、凝固障害、又は抗凝血剤を服用している方
5. その他、医師が適応外と判断した方