MSW（医療ソーシャルワーカー）のお仕事｜永生病院 | 永生会ブログ

皆さんはＭＳＷ（医療ソーシャルワーカー）と聞いて、どんな仕事をしていると思いますか？
事務的な仕事をしているなどのイメージをお持ちの方や、
そんなお仕事あるんだと初めて聞く方もいるかもしれません。

今回はＭＳＷのお仕事の一部を紹介させていただきたいと思います。

MSW（医療ソーシャルワーカー）とは？

ＭＳＷは、医療・介護・福祉について、制度・法律・行政・施設・サービス提供事業者に精通した職業で、
保健医療機関で社会福祉の立場から入院・入院生活・退院について患者様・ご家族のご相談に乗り、安心して療養が継続できるように、そして社会復帰ができるように支援を行います。
必要に応じて地域の支援団体や福祉施設等と患者様やご家族様を繋ぐ役割を担っています。

ここ数年は感染症の観点で厳しい面会制限や外出制限がありましたが、徐々に私たちＭＳＷも病院の外に出て活動する機会も増えています。

今回は、退院に向けたサポートについて簡単にご紹介します。

退院に向けたサポート

今回は、身寄りのない患者様と一緒に今後の生活の場となる施設の見学に同行しました。
実際に施設職員の説明を聞き質問し、施設内も見学できたことで漠然とした不安が軽減され安心したお顔がみられました。

また、回復期リハビリ病棟でのリハビリを終えた別の身寄りのない患者様へは、もともと一人暮らしをされていたご自宅に戻るためのサポートを行いました。
家屋評価の同行、ケアマネジャーや在宅支援者との連携を進めるほか、不在の期間が長く荒れてしまった自宅環境を整える為に清掃業者に繋いだりと、患者様が安心して自宅に戻れるよう安全な環境づくりのお手伝いをしました。

自宅の庭に生い茂っていた木々の伐採や室内のクリーニングが無事に終わり、患者様も「ようやく家に戻れる」と笑顔で退院していかれました。

身寄りがある・ないに関わらず、その人がその人らしく生活できるように私たちＭＳＷはお手伝いを行っていきます。

何かお困り事や相談してみたいことがありましたら、お気軽に総合支援室までお声掛けください。

医療法人社団永生会コールセンター
0120-001-083（通話料無料）

永生病院総合支援室