第3回 うぇるびい子ども食堂を開催しました|イベントレポート
3月22日(土)、永生会が運営する「うぇるびい子ども食堂」の第3回目を開催しました。
4組の申し込みがあり、4組12名(ケア児4名、大人7名、子供1名)にご参加いただきました。
今回は、その準備から閉会までを、密着レポートしていきたいと思います!
4組の申し込みがあり、4組12名(ケア児4名、大人7名、子供1名)にご参加いただきました。
今回は、その準備から閉会までを、密着レポートしていきたいと思います!
ページ内目次
うぇるびい子ども食堂とは?
一般的なこども食堂とは少し違い、うぇるびい子ども食堂は障害を持ち医療的ケアが必要なお子さん(医療的ケア児)とそのご家族に利用いただいています。
医療的ケア児とそのご家族で、外食などお食事を楽しむ際、食事の介助や食べられる形状など、いろいろなことに気をかけながらのお食事になることが多く、どうしてもご家族もご本人も、ゆっくり楽しむ余裕がなくなりがちだといわれています。
日々の診療を通してそんなお話を伺うたびに、医療に関わる私たちに何かできることはないかと考え、このうぇるびい子ども食堂を立ち上げました。医療的ケア児とそのママパパ、兄弟が、同じものを一緒に、リラックスして食事を楽しんでもらえる場を作ることを目的として、不定期に開催しています。
うぇるびい子ども食堂には、小児科医師や管理栄養士・言語聴覚士(ST)・看護師といった、普段から医療的ケア児のサポートを行なっているベテランスタッフたちが参加し、ご家族みんなで楽しめる時間をサポートしています。
医療的ケア児とそのご家族で、外食などお食事を楽しむ際、食事の介助や食べられる形状など、いろいろなことに気をかけながらのお食事になることが多く、どうしてもご家族もご本人も、ゆっくり楽しむ余裕がなくなりがちだといわれています。
日々の診療を通してそんなお話を伺うたびに、医療に関わる私たちに何かできることはないかと考え、このうぇるびい子ども食堂を立ち上げました。医療的ケア児とそのママパパ、兄弟が、同じものを一緒に、リラックスして食事を楽しんでもらえる場を作ることを目的として、不定期に開催しています。
うぇるびい子ども食堂には、小児科医師や管理栄養士・言語聴覚士(ST)・看護師といった、普段から医療的ケア児のサポートを行なっているベテランスタッフたちが参加し、ご家族みんなで楽しめる時間をサポートしています。
準備開始!
キッチンが備え付けになっている会場では、開場の数時間前に調理担当たちが集まり、さっそく食材の下ごしらえや準備をスタートしていました。
今回提供するのは、ちらし寿司とすまし汁、デザートにいちごのムースと、春を満喫できるメニューです。ご希望の食形態に合わせて提供するため、茹で方や切り方など管理栄養士がしっかりと監修しながら準備していきます。
今回提供するのは、ちらし寿司とすまし汁、デザートにいちごのムースと、春を満喫できるメニューです。ご希望の食形態に合わせて提供するため、茹で方や切り方など管理栄養士がしっかりと監修しながら準備していきます。
一方、皆さんを迎え入れるための会場づくりも進行中。
テーブルセッティングや春らしい飾り付けが施され、春らしく楽しい雰囲気になるようにさまざまな工夫を凝らしていきます。入り口の看板はもちろんスタッフの手書き!会場へ続く廊下にもワクワクしてもらえる飾りを散りばめていきます。
テーブルセッティングや春らしい飾り付けが施され、春らしく楽しい雰囲気になるようにさまざまな工夫を凝らしていきます。入り口の看板はもちろんスタッフの手書き!会場へ続く廊下にもワクワクしてもらえる飾りを散りばめていきます。
調理が進んでいくにつれ、会場にはおいしそうな出汁の香りが。どの食形態でも家族みんなで同じ味が楽しめるように、提供する食形態に合わせたとろみの調整、味の強さなど、さまざまなスタッフが味見して慎重に調整を重ねます。
今回のメニューは、刻み食・ペースト食・常食で準備し、それぞれおかわりも用意。そして会場と料理の盛り付けが整い、ついに開場の時間がやってきました!
今回のメニューは、刻み食・ペースト食・常食で準備し、それぞれおかわりも用意。そして会場と料理の盛り付けが整い、ついに開場の時間がやってきました!
いよいよオープン!
予定時刻を前にぞくぞくと参加ご家族に来場いただきました。顔馴染みのスタッフと挨拶を交わしたり、会場内の装飾に視線を巡らせたりと、お食事の提供前から会場は賑わいを見せていました。
そんななか、うぇるびい子ども食堂の噂を聞きつけ、なんと八王子市長も来場し、食堂の取り組みを応援していただきました。
そんななか、うぇるびい子ども食堂の噂を聞きつけ、なんと八王子市長も来場し、食堂の取り組みを応援していただきました。
テーブルに料理が提供されると、参加者からは「わぁ!」という歓声が上がり、写真を撮る姿も見られました。ご家族分の料理が提供されるとスタッフも一緒に着座し、お食事の介助に入ります。とろみの具合でご相談を受けるとすぐにその場で調整したり、直接の介入はせず見守りをしたりと、一人ひとりの個性や状況に合わせてサポートしていました。
食後のひととき
食事を終えた後も、参加者同士の温かな交流は続きました。親御さん同士で情報共有や交流をしたり、子どもたちはおもちゃで遊んだりと、思い思いの時間を楽しんでいました。「家族みんなでおいしい食事と楽しい時間を過ごせた」「交流ができて嬉しい」との声も聞こえ、イベントが提供する価値を改めて感じることができました。
まとめ
「うぇるびい子ども食堂」の3回目を終え、改めてこのイベントがご家族にとって大切な時間となっていることを実感しました。そして、参加されたご家族の皆さんが今回もリラックスして食事を楽しみ、笑顔と交流の場となったことに、スタッフ一同安心した様子でした。
また、この取り組みに注目していただいた初宿 八王子市長のほか、
菅野 八王子市健康医療部部長、片岡 健康危機管理担当課長、子ども家庭支援センター 小池館長と、行政で子どもに関わる方達にも来場いただき、実際の様子を見ていただきました。
今後はより多くの方に利用していただけるよう、八王子市とも協力して開催していく予定です。
うぇるびい子ども食堂は、これからも医療的ケア児とそのご家族が安心して楽しく過ごせる場を提供し続けていきます。
次回の開催もどうぞお楽しみに!
また、この取り組みに注目していただいた初宿 八王子市長のほか、
菅野 八王子市健康医療部部長、片岡 健康危機管理担当課長、子ども家庭支援センター 小池館長と、行政で子どもに関わる方達にも来場いただき、実際の様子を見ていただきました。
今後はより多くの方に利用していただけるよう、八王子市とも協力して開催していく予定です。
うぇるびい子ども食堂は、これからも医療的ケア児とそのご家族が安心して楽しく過ごせる場を提供し続けていきます。
次回の開催もどうぞお楽しみに!
※参加いただいたご家族からは撮影許諾をいただいております