5S病棟(認知症専門病棟/精神科病棟)の作業療法:カレンダー作成【永生病院】
朝晩、すっかり涼しくなってきましたね。
秋らしいカレンダーができたので、ご紹介します。
認知症の方は日付や時間の感覚があいまいになり、自信をなくしたり不安になったりすることも多いです。
それを少しでも軽減できるよう、認知症専門病棟のリハビリテーションの一貫として、大きなカレンダーづくりを行っています。
秋らしいカレンダーができたので、ご紹介します。
認知症の方は日付や時間の感覚があいまいになり、自信をなくしたり不安になったりすることも多いです。
それを少しでも軽減できるよう、認知症専門病棟のリハビリテーションの一貫として、大きなカレンダーづくりを行っています。
10月のカレンダーは、お一人の方が折り紙とお花紙を用いてコスモスを作ってくださいました。
作り方やレイアウトなども考えてくださり、私たちの想像をはるかに超える大作が仕上がりました!
作り方やレイアウトなども考えてくださり、私たちの想像をはるかに超える大作が仕上がりました!
花や葉を立体的にしたり、折り紙だけでなくマニキュアも用いて質感を再現するなど、たくさんの工夫がされています。
普段は車椅子で生活にしているにも関わらず、立った状態で30分も作品作りに取り組んでくださる日もありました。
その方に合う「作業」を提供し、「こころ」と「からだ」を程よく使うことも作業療法の大切な目的です。
普段は車椅子で生活にしているにも関わらず、立った状態で30分も作品作りに取り組んでくださる日もありました。
その方に合う「作業」を提供し、「こころ」と「からだ」を程よく使うことも作業療法の大切な目的です。
作成してくださった患者さまからは、「最初頼まれたときはどうしよう、と思ったの。どう作るか考えるのも任されて、大変だったけど無事に仕上がって嬉しい。楽しみがあると良いね。満足いく出来栄えじゃないけど、みんなが褒めてくれて照れくさいよ」とのお言葉をいただきました。
認知症の方も私たち同様、「誰かに必要とされる機会」「誰かの役に立つ機会」「自分の存在や作品が認められる機会」があることで、自信の再獲得や心穏やかな生活につながります。
認知症のリハビリテーションでは、そのような機会・作業の提供も重要視しています。
当法人の理念「医療・介護を通じた街づくり・人づくり・想い出づくり」とあるように、引き続き患者さま・スタッフの「想い出づくり」を支援していきます!
認知症の方も私たち同様、「誰かに必要とされる機会」「誰かの役に立つ機会」「自分の存在や作品が認められる機会」があることで、自信の再獲得や心穏やかな生活につながります。
認知症のリハビリテーションでは、そのような機会・作業の提供も重要視しています。
当法人の理念「医療・介護を通じた街づくり・人づくり・想い出づくり」とあるように、引き続き患者さま・スタッフの「想い出づくり」を支援していきます!