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福祉用具講習会開催しました|地域リハビリテーション支援センター


2月8日に地域リハビリテーション支援センターにて、福祉用具に関する講習会を開催いたしました(会場:東京たま未来メッセ)。南多摩保健医療圏域の地域リハビリテーション支援センターは、平成15年より永生病院が東京都の委託を受けて運営しています。今年は「改めて、ものづくりを学ぼう!」ということで、車椅子ユーザーの日常生活をより快適にするための福祉用具の作成実習を行いました。

横浜市総合リハビリテーションセンターのリハビリ工学技師 中村詩子先生と当法人の理学療法士 石濱が講師となり、強化段ボールを使った車椅子用テーブルとウレタンを使った車椅子用座クッションを実際に作成しました。

強化段ボールを用いた車椅子用テーブルはとても軽く、車椅子ユーザー自身での付け外しもしやすい特性があります。食事や読書など車椅子座位での作業をしやすくする他、姿勢を保持する助けになります。

車椅子用座クッションは、ウレタンを削り個々の体型や姿勢に合わせたものを作成しました。適切なクッションの使用は褥瘡の予防や姿勢の安定につながります。手作りすることで、より個別性に合わせた対応が可能となります。

参加された方からは「思うように作れず難しかったが、楽しかった」「またこのような研修を企画してほしい」と、ありがたいコメントをいただきました。講習会の5段階満足度評価は、平均4.95点だったとのことです。

この講習会を通して、参加者の皆さまには福祉用具作成に関する知識と技術を習得し、車椅子ユーザーの生活の質向上に役立てていただけるものと思います。当センターでは、今後も地域の皆さまのニーズに応じた講習会や情報提供を行っていきます。
直近では、2月16日(日)に東京たま未来メッセにて、南多摩地域リハビリテーションセンター主催の第19回フォーラム『災害時、避難所で何が本当に必要だったのか―市職員であり専門職であり被災者である立場から―令和6年能登半島地震』が開催されるとのことです。

当法人は「医療・介護を通じた 街づくり・人づくり・想い出づくり」を理念としています。
これらの活動を通じて、障害を持つ方が生活しやすい「街づくり」、それらを支援できる「人づくり」にも貢献していきます!